丁寧に暮らすこと。
シンプルに暮らすこと。

それは物が少ないとか、
手間をかける、かけないではなく、

自分が気持ちよく暮らせることなのではないか。

今までは仕事中心で、
いかに手間をかけないか、
ということで物事を選んでいた気がする。

例えば洗い物に時間をかけないために
100円ショップの使い捨てカップや、
使い捨ての紙皿を使う。

引っ越しの時に面倒だから、
ガラスや陶器などの食器は増やさない。

洋服の組み合わせを考えるのが面倒だから、
1枚でラクに着られるワンピースを選ぶ。

今まではそれで良かったんだと思う。

でもある時、リラックスして
コーヒーを飲みながらテレビを見ていたときに、
ああ、使い捨てカップではなくて、
お気に入りのグラスで飲む方が、
気持ちがいい気がするなぁ、と思った。

たぶん、自分の中で大切なモノが変わった瞬間だと思う。

今まではグラスを洗う手間の方が面倒に思えて、
そういう考えには至らなかったけれど、
今は片付けもあわせてシンプルな暮らし。

 

仕事に向けていた発想力が家の中に向いている。
そもそも発想力の力(りょく)が枯渇していたんだなぁ。
だから最初はとにかく花に水を与えるように、
テレビばかり見ていた。

まずは、ずっと見てきたシリーズのアニメを見まくった。
今思えば、この時は新しいコトを受け入れるキャパが無かったんだと思う。
だから新しいシリーズのアニメは無意識に選択していなかった。
ワートリ、ログホラ、ゴーカム、ブラクロなど、
それは今まで自分がしてきた貯金だったんだと思える。
エンタメ貯金。

4月は新しいクールのドラマに魅力的な作品が多くて、
俳優さんや脚本家で見たい作品だけ見続けている。
新しいモノが吸収できるようになっていく。
大豆田、着飾る、コントが、リコカツ、ドラゴンなど。

そもそも先週までの内容を覚えていられなくて
ドラマ好きのわたしが1月クールのドラマはほぼ見ていなかった。
それが仕事の影響ではなくて、老化だったり、
作品の魅力だったりなのかと思っていたけれど、
そうではない理由もあったんだと思う。

元気になっていくってこういうことかぁ、って
いろいろ楽しくなってきているから、
あと1ヵ月は楽しむための時間にして、
最後の休み月にしようと思う。