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気が付けば季節も移り変わり5月をむかえる。
何もしない日々に慣れすぎて、働いていたころの記憶を忘れそう。
先日、思い出のホテルが閉館となるということで
久しぶりに学生時代の友人たちとホテルでごはんをしたが、
気が付けば予約していた3時間があっという間で、
人と会って話して笑いながらコミュニケーションをとることの大切さを実感した。
もちろんマスク着用や透明ガードなど感染症対策をしたうえで。
休職してから家族以外の誰かと直接コミュニケーションをとることが
少ないため、別れたあとは疲労を感じた。
楽しかったけれど、早くひとりになりたいという感覚は久しぶりだった。
やはり誰かと会うというのは疲れる。
楽しいこともストレスになるというけれど、そう感じ。
楽しかったし、行って良かったと思うし、また会いたいと思うけれど、
全力で楽しんだからこそ疲れたんだと思う。
そしてみんな結婚していたり、不倫をしていたり、内縁の妻だったり、
誰かしら居るけど、自分には誰も居ないなー、と改めて。
休職する前は「わたしには誰も居ない」と思ったりしたけれど、
わたしはひとりで居ることが好きなんだよなぁ。
好きでひとりで居るし、ひとりの時間がないとダメだ。
ひとりの時間=誰のことも考えない時間。
仕事をしている間は、ひとりで居ても常に何かのこと、誰かのことを考えてしまって、それが苦しかったんだと思う。
ドラマやアニメを見る時間は、物語のことだけを考えていればいい時間なのに、それらを見ているときすら、意識をさらわれてしまうので、ドラマやアニメを見ることもなくなって、何をしていたのか、どうやって過ごしていたのか。今はまったく思い出せない。
友人がただただコロナが怖いと言っていた。
しにたくないと。
でもしねるなら、別に良いんじゃないかな、と思ったことは黙っていた。
わたしはしねるなら、それはそれで良いかな。
自分ではしねないから生きてる。
だから自分にふりかかるウィルスは怖くない。
ただそのウィルスでまわりを殺してしまうことは怖い。
だから自衛する。
責任は負いたくない。